有給休暇は夜勤パートにも認められているので安心

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夜勤パートも有給休暇が取れる

夜勤パートも有給休暇が取れる

有給休暇は通常どのような仕事にも認められているものであり、看護師も例外ではありません。しかし、夜勤パートとして働く場合にはどうなるのか不安に思う人もいるでしょう。そこで夜勤パートとして働く看護師の有給休暇について説明していきます。


有給休暇は認められる

パートだと有給休暇はないのでは、と思う人もいるかもしれませんがそれは間違いです。そもそも有給休暇とは労働基準法によって定められているものであり、病院をはじめとする勤務先が決めることではありません。
有給休暇の認められる条件も労働基準法によってはっきりと決められており、①入職日から6ヵ月継続勤務していること②全労働日の8割以上出勤していることとなっています。この2つの条件を満たしていれば業種や雇用形態を問わず有給休暇は全ての労働者に認められるものなのです。このとき、正職員だと10日と決められていますがパート労働者の場合は更に①週所定労働日が5日以上、もしくは②週所定労働時間が30時間以上のいずれかを満たせば同じ10日の有給休暇が認められることとなっています。認められる日数は少なくなりますが、より労働時間の少ない夜勤パートの看護師でも有給休暇は認められますから安心してください。

病院が決めることではない

夜勤パートとして働く看護師の中には、これまで病院側から有給休暇はない、拒否されてしまったという人もいるのではないでしょうか。不満には思っても病院がそう言う以上仕方がないと諦めてしまった方も多いかもしれませんね。
しかし、上でも触れたように有給休暇は労働基準法によって定められているものであり病院側に有給休暇の有無を決める権利は本来ありません。ですからこれまで病院に拒否されたということは病院側から不当に断られたということも考えられます。ただ、非常に忙しい時期などで有給休暇をとるタイミングについて相談されることはあるかもしれません。ただし、逆に言うと条件を満たしている看護師に対して干渉できるのはそこまでなのです。

断られたときの対処法

夜勤パートでも有給休暇は本来認められるべき権利なのですが、不当に拒否する病院も中にはあります。その場合、労働基準監督署に相談する、根気強く訴え続けるといった手段が挙げられますがはっきりとした効果はあまり期待できないのが実際のところです。
そのようなとき、無理にその病院にこだわるのではなくもっと労働者の権利を尊重してくれる勤務先に転職するというがおすすめです。探せば有給休暇を含め、働く看護師のことをよく考えてくれる病院はたくさん見つかるはずですよ。